蛍光体同学会

蛍光体同学会概要

蛍光体同学会のあらまし

蛍光体同学会は蛍光体とその応用に関心を持つ研究者・技術者のフォーラムです。電気化学会の組織のひとつで正式には「電気化学会蛍光体研究懇談会」と言いますが、長い歴史に由来する「蛍光体同学会」という名称が親しまれてきたため、これも通称として使っています。蛍光体は、主に照明、テレビなどのディスプレイ、医療診断技術、センサー、標識などに使われていますが、エネルギー、セキュリティなど社会状況を反映した新たなニーズも考えられおり、またレアメタルの資源問題が緊急の課題となっています。このように、現在と将来の課題は多様でダイナミックに変化し、本会が取り上げる課題も多彩です。

蛍光体同学会は自由闊達な議論と情報交換により、研究開発の促進と会員の能力向上を図ろうという集まりです。同時に会員同士の懇親を深め、名前の通り「同学の士」が(差し障りの無い範囲で)楽しく知識を磨き合う場となることも目指しています。毎年最後の講演会の後に、懇親会を開いていますが、非公式の懇親会はどうやら毎回開かれているようです。年度終了後には、総会を開催し(通常2月の講演会終了後)、会員すべてに経理状況、規約、幹事の変更などのご説明と承認を諮っております。現在、個人会員約200名、賛助会員18社が参加しています。

蛍光体同学会は、年6回の研究講演会を開催し、その都度講演予稿集を発行し、会員に配布しています。そのうち2回は電気化学会の春秋の大会で催すシンポジウムで、他の4回は発表済みのトピックスについて改めて講演して頂き、討論の場を設けるという趣旨です。後者の講演時間は質疑応答を含め約30分間で、かなりゆっくりお話を伺うことができます。トピックスの選定は幹事が行っていますが、会員からの要望も受け付けます。 講演会には非会員の方も参加できますし、講師はむしろ会員外の方が多くなっています。このように、本会は一般にも開かれた会です。他の関連学会、研究会との協力、賛助も積極的に行っております。これについては、「リンク」をご覧下さい。

蛍光体同学会は、出版、講習会あるいは技術セミナーの開催を通じて、学術的知識の普及、理解にも努めてきました。出版については以下に記しますが、他の件はその都度ホームページに掲載致します。

蛍光体同学会は大へん古い歴史をもっております。発足は昭和16年で、故亀山直人博士(当時東京帝国大学工学部応用化学科教授)を中心としたものでした。以後戦後の困難な時期も乗り越えて研究活動が続けられ、蛍光体とその応用の進歩・発展に寄与して来ました。 昭和30年代から昭和59年まで、東京大学物性研究所塩谷繁雄教授を中心に物性研究所を本拠地としてきましたが、59年以降は電気化学会蛍光体研究懇談会として活動しております。 昭和62年には第200回講演会を記念して、「蛍光体ハンドブック」(オーム社)を、さらに平成10年に第250回講演会を記念して改訂英語版「Phosphor Handbook」(CRC Press,USA)を刊行しました。これらは蛍光体全般に関するハンドブックとして大へん有用で、国内外で好評を博しています。

蛍光体および蛍光体の応用に関する研究及び技術開発に関し顕著な成果をあげた方々を表彰し、「蛍光体賞」を贈っています。これによりこの分野の活性化ならびに人材育成に資することが目的です。受賞者は蛍光体同学会講演会の講演者から選定することになっています。第1回の受賞者は、青色発光ダイオード開発を対象とした(当時)日亜化学工業㈱の中村修二博士ら、および新長残光蛍光体開発を対象とした根本特殊化学㈱松沢博士らでした。蛍光体賞の詳細は本ホームページをご覧下さい。

以上の活動を行っている本会に、皆様も奮ってご加入下さい。入会申し込みについては、本ホームページをご覧下さい。

(文責 山元 明)

会則

平成12年改正

  1. 本会は電気化学会蛍光体研究懇談会(蛍光体同学会)と称し、英語名はPhosphor Research Society. The Electrochemical Society of Japan とする。
  2. 本会は蛍光体に関して、その基礎から製造、応用技術にわたる幅広い範囲で、研究活動を行い、蛍光体の科学、技術及び工業の発展に寄与することを目的とする。
  3. 本会はその目的を達成するために次の事業を行う。
    1. 蛍光体とその応用に関する講演会を年5回程度、電気化学会大会シンポジウムを年1回程度開催する。その際、講演予稿集を発行配布する。また蛍光体とその応用に関する講習会、討論会等を随時開催する。
    2. 1に関し、照明学会およびその他の関連学会と適宜連携する。
    3. 蛍光体とその応用に関する研究および技術開発に関し、顕著な成果をあげた者を表彰し、「蛍光体賞」を贈る。詳細は表彰規定に定める。
    4. 蛍光体とその応用に関する図書を編集する。
    5. その他本会の発展に寄与する諸事業。
  4. 本会の会員は賛助会員、すなわち、本会の目的に賛同しその活動を支援する団体と、個人会員とからなるものとする。会員は次に定める年会費を納めなければならない。
    本会に入会を希望する者は所定の申込書を提出する。
    会員は講演会予稿集等の送付を受ける。
  5. 本会の事業を遂行し活動を推進するため、会長および幹事会をおく。幹事会の構成および運営を次のように定める。
    1. 幹事会は10名前後の幹事で構成する。
    2. 幹事は若干の賛助会員に所属する個人会員と、企業に所属しない若干名の個人会員とが努めることとする。その任期は2年とする。ただし、再任は妨げない。
    3. 会長は幹事の中より互選により選出する。会長は本会を代表する。その任期は2年とする。ただし、再任は妨げない。
  6. 本会経費は会費その他をもって支弁する。会費は年度あたり以下の通りとする。
    賛助会員:40,000円
    個人会員:4,000円
  7. 本会は本会の発展に寄与することを目的とした寄付を、幹事会の承認を得てうけとることができる。
  8. 本会の会計年度は毎年1月1日より12月末日までとする。
  9. 毎年度総会を開催し、当該年度の収支決算および予算の報告等を行う。

幹事

会長 中西 洋一郎 静岡大学
主査 丸谷 幸利 日亜化学工業(株)
幹事 磯部 徹彦 慶應義塾大学
伊藤 茂生 公益財団法人双葉電子記念財団
今村 伸 (株)日立製作所
大塩 祥三 パナソニック(株)
楠木 常夫 (株)オキサイド
原 和彦 静岡大学
久宗 孝之 三菱ケミカル(株)
山田 鈴弥 デンカ(株)
松田 直寿 東芝マテリアル(株)

賛助会員

株式会社オキサイド コニカミノルタ株式会社
昭栄化学工業株式会社 信越化学工業株式会社
大電株式会社 大日本印刷株式会社
デクセリアルズ株式会社 デンカ株式会社
東京応化工業株式会社 株式会社東京化学研究所
東芝マテリアル株式会社 日亜化学工業株式会社
日本放送協会 根本特殊化学株式会社
パナソニック株式会社ライフソリューションズ社 株式会社日立製作所
株式会社ブイ・テクノロジー 双葉電子工業株式会社
三菱ケミカル株式会社  

関連リンク

電気化学会 IDW
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